しあわせのスミカ

一週間おつかれさまでした。大切にして(くれ)る人と、会って、話をするというのが、いま一番の自分の楽しみです。しあわせのスミカです。そこには、しあわせなやり取りがあるわけですが、それはくしゅくしゅっとしたその瞬間瞬間に生まれる、そこだけの共通言語というか気配に似たものです。ぼくは、それを情緒と呼ぶのですが、共有してもらえたらうれしいです。7日間、違う人とまじわりましたが、オノツバサを踏襲し続けました。それは、ぼく自身会いたい人が、誰でもよい誰かではなく、その人本人だからです。礼儀と言うと語弊がありますが、人と会うとき、自分ではない誰かでありたくないのです。そこにしあわせのスミカはないからです。そんなわけで、これから生きていくぼくの宿題は、このしあわせのスミカ、即ち情緒をいかにして保ち、守って暮らすかに尽きます。そのための生き方、そのための選択をしていくことです。詩を書く人間だからというわけではないですが、言葉を選ぶのも、紡ぐのも、そのための布石に思います。もう雑な生活はしたくないのです。雑に、日々を巻かれたくない。だから、まぁ、世間的には相応に愚からしいことを言ったりやったりしますが、それとなく意を汲んでください。実は、ぼくは思ってるよりずっと、普通なんです。

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