ひとりごと


ネガティブというより、ひとを食う虚無です。
美しい嘘と醜い正義が並んでいたとして、、、


けれど、ぼくらの倫理はガールズトークの歪みの域を脱し得ない。


なんてことはないのだ、ただ、やりたくてしかたない、そんなとき、希望はなくて、果てて、まじめに死にたいし(いや、本当に)、明日の訪れもさして望んでいないことに気づく。笑っちゃうほど。試してみるかい?ぼくらは女の優しさを信じるが、ぼくらは女の意地の悪さをひっそり悲しむ。常。お互い、見える景色はどうしたって違ってしまうし、でもぼくらは知らないふりをするくらいにしか、醜い正義を拒めなかったりする。美しい嘘の美しさ、という、文学の造形は、それを嗜む人びとのなかで、矢張り、こっそりと保存されていく。それも、いつしか例の秘密をすべて見透かしているかのように静かに静かに深い虚無をたたえて。遠く笑っていたりするね。

著者