第一詩集が出ます

ぼくの本が出るので、これから宣伝していこうと思います。
本の発売日は八月八日なので、少し先です。
ずっと詩を書いてきましたが、詩はどこで完成するのか未だに分かりません。
それなのに、本にしなければならなかった理由は、出来心に近いです。
よし、作ろう。と動いて事実として物が完成したわけです。
ものは完成しましたが、内容の完成とは別ものです。
その完成の線引きはもちろんぼく自身がしましたが、詩の求道者としては完成の途上です。
いま二十六歳ですが、この内容を六十歳に出すのでは意味が違ってしまいます。
日々生きて、時を同じくして生まれてきた表現を、風通しのよいところへ導いてあげることで、自分の存在を活性させたいのです。
そして、本を出してしまったぼくはまた次の作品のことに意識を向けるのです。
詩は、分からなくて一向に構いませんが、分からないものを楽しむという、少し高級な認識を、ぼくの詩を通して得られたら、楽しみ方まで与えられている退屈な世界をあっけなく覆せると思います。
ただ、そういう認識主観を持つにも、向き不向きはあるのだと思います。
やさしく象にふまれたい [ オノツバサ ]

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