手を振っていた


或る究極的な、エーテルの流れがあって、ぼくは、それを知っていて、つぶさに、それに従う。淀みのなかに、清流があり、汚れながらも、美しさよ、そこへ。何も、別に、君の日常を否定しまい。けど、ただ、本意が、そこに導くのだから、不条理は平然と笑う。アルコールを飲むには、理由があった。でも、やみくもに飲んだら、やはり、それはよくない。煙草もただ吸えばいいってものじゃないし。ああ、交わる。交わされるのは、何か、わからないものが、たしかに共有されていき、どんどん愛しくなっていく。ぼくは、笑顔で手を振っていた。心より愛を込めて。

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