コーヒーとバナナと雨

コーヒーとバナナと
雨。窓のなか、ああ
生あたたかくもあり
涼しくもありまして
暗に安心しますのは
ぼくが根暗だという
そのためでしょうか
転がる如く夏は去り
秋雨は冷めざめ続き
詠嘆の受容体として
脳反響は抜かりなく
悪だくみの好奇心は
ただ純粋なばかりで
夢遊病者の戯言とも
凡そ区別つきがたく
煙草ふかしてみては
すべて曖昧にもでき
ああジャズが欲しい
棲み分けと、混沌と
あなたと夜と音楽と

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