手を伸ばしている

敢えてコトバを未完のまま、もどかしさの途上で、そこにあるはずでないような想像の絵を、煮え切らず精緻さを欠いた文体で、そのまま置いて佇むこと。

もうしばらく、名前をつけるのはやめにして。

袖を通して、何処か違う服を着てしまう、もう少しだけ前のこと。

著者