ビティシュバニャン

想像のうたを歌おう。うたという想像を。利便性のないことばが唯一、詩であることで救われるような。ニュアンスの喉仏を通って前屈する、持て余している何かが外へ出ようとするちから。ぼくという存在がいましがた君の声から始まったような、根拠の鳴りをふりまいて。同じこと想い続けた匂いのする。

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