誰そ彼

しじまに そぞろ 目を伏せて ああ 誰そ彼 誰そ彼 わたしよ わたし ここにいるのは わたしです ここにあるのは 呼びかける声と ひとりの あなた ひとときの 見えている 見えていたような いつしか 遠くのある日でした 誰かわたし ふと なつかしい 誰かに なってしまうのでした

著者