出来損ないの羽のまま、揺らめいて、蛹に戻る夜半ごと、つまびらかな問診を、充がって、息を抜く。スゥーッと下る坂のよう。身を閉じて、映る未来を、掬って。漉いて。 眠りの層が薄い温度をもたらすと、仄めかされた希いのうちに、うたかたの繭に吊るされる。やすらかに投影は、何もなくなっていく。

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