好き好き好き好き

はだかの目でひきとめていた、はだかの手と指さきと、はだかの耳。フィルターに隔たれていくのは、喧騒だ、きっと。意味が本質を邪魔する、いつも。補正をしたいのは、礼儀ではなく見栄からだ、いつしか。ホンモノはほころんでいてくれる、必ず。矛盾して何が悪いの。野暮なことしか愛せていないのに。

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