明晰夢

それは明晰夢と、それ自体との駆け引きにおいて綴られる。シュルレアリストは、自動筆記と呼ぶかもしれない。自覚的な夢の造作と、無自覚による筆致。一見、相容れないように思われるけど。「山に登るのは、そこに山があったから」という宿命と奇跡の信仰。もっとも、これらは何ら特別なことではない。

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