息写した素描の端に

幻滅することなかれ、何ごともすぐ手に入る時代だ、手に取るように知れてしまう、逃げきれないように、ほんとうに欲しいものばかりは、ずっと手に入らないまま、憧れきることができること、ただそれだけが欲しいばかりに、表れていく幻がいなくなったあとも、息写した素描の端に、熱を宿していれるよう

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