2.2

遠のいたのは、はじめから、埋もれてしまう前に、まだ見えるうち、空がぼくを引っぱるので、血を止めるほどの息が抜けたら、凡ゆる無音の色を綴れるような気がしている。一切は座視された、とりとめのない未来に結ばれていく。雑踏が見合わせていく、形にならないうちに、近づきすぎて焼けてしまった。

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