つまさき

みらいは目を閉じて、いまは風に吹かれる、うまれたいにおいは(ねぇ?よいでしょ?)って。(する。)夕方になるまえの校庭らへんに、溶けたいのだと(想う。)あまずっぱい匂いを舐めてしまう。眠いような空気のまま、(靄のかかったとうめいのまま)呼んでいるのか呼ばれるのかわからなくなるまま。

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