北朝鮮とやくざの話

北朝鮮の話題で、思い浮かぶのは、いつもやくざのことです。もちろん、極道モンに在日系の人たちが多いというのもあるかもしれませんが、そういったはぐれ者の成り立ちというか宿命みたいなものに同じものを感じます。つまり、やくざモンは、好きで極道になったわけではないという話で、その過程で生まれた星のモトがよろしくないばかりに、様々な辛い目に直面してグレていくというようなよくある下りです。ピッコロがピッコロ大魔王の子どもとして生まれてきたようなもので、自らの宿命を恨みつつ、その落とし前をつけに命を張るわけです。もっとも、命を張られた方は、ひとたまりもないわけで、とんだトバッチリです。映画や漫画ではそうやって簡単にたくさんの人が殺されていくわけですが、それは鑑賞者として見る分にはとっても面白いのだけれど、当事者にしてみれば一世一代の大勝負なわけです。話が飛びますが、北朝鮮もいわばそのような宿命にあるのは、地政学から見ても歴史的に見ても誰の目にも明らかに感じられるでしょう。それで、こちらとしては、日本はカタギだと思っているわけですが、奴さんからすると日本はアメリカ同様、単純に資本主義のマフィアにしか映っていなさそうだなあと感じるのです。で、日本はアメリカの舎弟でありますから、たいていお話の展開からすると、この舎弟がボコられるというのがよくある流れではないでしょうか。なんてきな臭いことを考えさせてしまうほど、ヤクザは存在感が半端ありません。中東と朝鮮半島は、歴史的に見て永久に平和が来ないといってよいほど、様々な事情の干渉された網目なので、ケンカをしてはガス抜きをしてを繰り返していくのだと思います。一方で周りの国々はいつでも一枚上手で、これらの愚かな営みを上手いこと利用し続けるはずです。

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