トントン相撲

半島情勢の変化は著しい。日韓合意を再協議すると公約に掲げる時点で国際感覚を疑うが、仮に内政の方便だとしても今度はその国民性を疑わざるを得ないわけで。これ以上左傾化させて如何に安全保障を取り組むのか。なんなんだろうなぁ、この万引きGメンや麻薬密売のドキュメンタリーを眺めるような、些か冷ややかで、だけど目の離せないような、この感覚は。これが平和なのか、平和呆けなのかも判断できないけれども。ついには、そもそも北朝鮮という国も大韓民国という国も実は幻で、半島という緩衝地帯に並べたトントン相撲が半世紀以上続いているだけのようにも思えてきたりして。それで、中国もロシアも日本もアメリカもトントンしているのね。小国同士の紛争が埒があかないふうなのは、緩衝地帯として曖昧にしておくことを価値と考えられているからなのかなぁと思われて。だからなおのこと、冷ややかに見てしまうのだけど、ぼくだけだろうか。

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