フォークロアはある。

クラムボンのフォークロアという曲みたいに、この世に漂う多幸感のような感覚をほんのすこしでも表現出来たらよいなあと思う。一曲でも一編のコトバの断片でも、走り書きレベルの落書きでもよいんだ。それが、フォークロアになっていく。霊的なものに番っていく。おそらく産業革命でも資本主義でもインターネットでも手に入れることはできないだろう。もっと素朴でなんてことのない、下手したらたやすく見過ごされるなかに潜んでいる。それは、あることはわかっているが、それが、何なのかはわかっていないのだ

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