それ以外の何ものでもないようなものであることに成功していくこと

いろいろな人のすばらしいところと、あまりうまくいっていないところをあれやこれや考えるけれども、立ち止まらせている時点でやっぱりすばらしいんだと思う。それは仮に、すべての内容から来るものでなくともワンセンテンスやワンフレーズからであっても雰囲気であっても限度を超えているような何か。

そうして、それらは、それ以外の何ものでもないようなものであることに成功しているのだと思う。ジャンルに関係なく、振り切れて重力を宿すようになったものとは対峙すると持っていかれる何かしらの秘密がある。(と思わずにいられなくなる)自制しながら自らのたがを外す技術を昇華したようなものだ。

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