ドア

ハモりだけの詩があって 人間がいた かなしみの色を見送る 疲れきるまで (車内) ひとりきりは 脳内で 壁打ちをしている 新聞は すでに疲れている 虫めがねで覗いている 以前と同じような過去 ドアが開くのが嬉しい プシューッと抜けて ドヤドヤと出る 隙間に 投げた 背中は晴れて

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