さくらがさく前は

さくらがさく前、向かっていく季節の流れ、身をゆだねる休日というのは、脳みそが腐っていくのだろうけれど、お揃いの空気感に、届かないか届きそうかを考えている、イメージはきみをもう離さなくて、よるもひるも、うすいももいろが胸に食い込んでくる、汗のにおい、皮膚のにおい、ヒカリのにおい、風のにおい、川辺のきらきらの感じ、ふりかえらず、夢中にあたらしくなっていくのがわかる

著者