春衣

むしろわけわからなくなりたくてなろうとした。そうやって、わけわからないまま、なるようになっていけることを、はっきりした意識において、ぼんやりとしたディテールで示めそうとした。ぼくの弱さはいつもことばの衣を求めた。

著者