河川敷き

沈んだ日をとり戻しに出かけた帰りに、口ぐせがきみになるから、河川敷きで都会の喉にもたれる列をずっと見ていた。草のにおいのする耳なりがビートミュージックをループさせ高架下からビビッドなリトグラフが見えてくる。さいごに思い出したのは信号の青色発光ダイオードが湿気に霞んで見えたこと。

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